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  • 2016/10/19(水) 23:18:06.08

虐待で寝たきりになった弟 なぜサインは見逃されたのか

「おじさんが弟を殴ったり蹴ったりした」。三重県の中学生の姉が学校で担任に告げた。
小学1年の弟への虐待の疑いがあるとみて、その夜、学校から連絡を受けた児童相談所(児相)の職員と警察官3人が家に向かった。
布団で寝ている弟の姿を玄関から見て、その場を離れた。
翌朝、弟が意識不明になっていると姉が110番通報した。

弟は児相職員が訪れた日の午前、姉が「おじさん」と呼ぶ母親の交際相手の男から激しい暴行を受けていた。
男は逮捕され、弟には重い障害が残った。

事件から半年後の2010年秋、三重県はその経緯を分析した「検証報告書」をまとめた。
事件の数カ月前から弟の腕の傷痕や、姉が顔面を腫らして登校するなどのサインがありながら、
一時保護などの対応が取られず、虐待を止められなかった経緯が書かれている。

報告書では「結果論だが、訪問から救出までの約12時間が持つ医学的意味は小さくない」と、
児相職員らが訪問時に異変に気づけなかったことで、弟の症状が悪化した可能性を示唆している。
ただ、なぜ弟の安全を直接確認せずにその場を離れたのか、などの詳しい分析までは書かれていない。

弟は今、12歳になった。
障害児施設で寝たきりの生活を送っている。
http://www.asahi.com/articles/ASJ9W75D2J9WUUPI00F.html

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