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  • 9
  •  
  • 2016/10/19(水) 23:23:43.04
ニューヨークタイムスの評も完全に小バカにしてるモードw


『シン・ゴジラ』は日本のスタジオ、東宝によるゴジラの最新ヴァージョンだ。
とっちらかった特殊効果のてんこもりはあたかもわざと印象を散漫にしようとしているのかのよう。
物語はかなり雑でついていくのに苦労する。嵐のごとく大量に登場するキャラクターはまあ日本人の
観客にとってはアメリカ人の思う以上にたぶん意味があるんだろう。
本作は、パロディに徹しているときには最高のパフォーマンスを見せる。だが、それだけで二時間の
尺がもっているかといえばあやしい。

映画が開幕すると、打ち捨てられた船を捜査している最中に、水中火山が噴火したと思しき突然の爆発
が起こる。政治家や政府関係者が真相を突き止めようとあわくって右往左往する一方で、中級官僚の矢口
は、この事態が巨大生物によって引き起こされたものであると気づく。
おそらく劇中人物のなかでこの男だけが、二ダースにも及ぶ他の東宝製ゴジラ映画を観たことのある唯一
の人間なのだろう。

蘭堂とアメリカ公使(石原さとみ)の二人だけが、トーキョーに向かって上陸進撃してくる怪物に対処
しうる能力を持ったキャラクターである。オリジナルのゴジラは原子力黎明期の恐怖から誕生した怪獣
であったが、この2016年版ゴジラも原子力要素を孕んでいる。他にも、アメリカに対する日本の愛憎が
大雑把かつ幼稚に描かれたりもする。

最終的に核爆弾をぶちこむか――日本にとっては過激な手段だ――、あるいはフリーズドライめいた変わ
った作戦を試してみるかの二択を強いられる。
そのクライマックスに、特別印象的な特殊効果シーンがあった。日本の在来線車両は、客を運ぶよりも
怪物をひるませるほうが得意らしい。

http://www.nytimes.com/2016/10/11/movies/shin-godzilla-review.html?_r=1

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