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  • 2016/10/19(水) 22:02:38.16
――開幕戦、第2節と来場者数はまずまずの結果が出ています。これを継続させていく上で、クラブにはどんなことを期待していますか?
大河 チームスタッフにももっと投資してほしい。チームを強くすることと同時に、例えばチケットセールスのスタッフや法人営業のスタッフ、ブランド力を高める広報スタッフ、そういった方々への投資、強化もすべきだと思っていますし、それはクラブにも伝えています。

――プロのスタッフが必要ということですね。
大河 選手とヘッドコーチがプロになりました。次は審判やチームスタッフなどがプロになるべきです。Bリーグの各クラブには若い社長が多くて、皆さんがきちんとお客さんを見ています。それと本気でチームや選手と向き合おうとしているのが、見ていてよくわかる。だからそういったスタッフへの投資だったり、経営面は非常に期待しています。

――観客動員において目標数字などはあるのでしょうか?
大河 今年は昨年の約1.5倍にあたる170万人をB1の入場者数の目標に掲げています。その設定をもっと上げたいと考えていますが、そのためには“器”を大きくしないといけない。B1の各クラブが1万人規模のアリーナを持てるぐらい人気が出ればそのイメージができてきますし、僕の頭の中では近い将来の目標として「300万人」という数字をぼんやりと描いています。

――そのための施策は?
大河 まずはこれまでいろいろなところで言ってきた“空中戦”ですね。プロモーションに力を入れて、クラブや選手を押しだしていきます。あとはクラブが地道にチケットを売っていく“地上戦”。デジタルマーケティングはもちろん重要ですが、それに加えて地元の企業を回ったり、駅前でビラを配ったり。そういう地道な“地上戦”をクラブがどれだけ真摯にやってくれるか。この2つが合わさった時に初めて「300万人」という数字が見えてくると思います。

――今後はどんな“空中戦”を仕掛けていく予定ですか?
大河 開幕戦の地上波放送は一番の“空中戦”ですし、SNSの活用もその一つです。僕のミッションは、開幕戦で取り組んだようにテレビ局や報道各社の皆さんにバスケットの魅力をどれだけ訴えかけられるか、そしてリレーションを構築していけるか。そこができれば、必然的にいろいろ形でBリーグを取りあげていただける。それが“空中戦”、すなわちプロモーションにつながってくると思っています。

――最後にBリーグの最終目標を教えてください。
大河 難しいなあ(笑)。一つは、日本代表を五輪やW杯に常時出られる水準に持っていくこと。もう一つは、クラブチームが47都道府県すべての場所にできることです。そこで地域を活性化させ、例えば春夏秋はサッカー、秋冬春はバスケットを見てもらえるように、それが当たり前の“風景”になって、皆さんが日本中でスポーツを楽しんでくれるようになってくれればと考えています。

――何年後に実現したいですか?
大河 どうかな(笑)。2030年が日本バスケットボール協会の100周年なんですよ。節目という意味で、そこまでには47都道府県にクラブができているようにしたいですね。代表の強化については継続してやっていくしかない。タスクフォース(JAPAN 2024 TASKFORCE)は2024年をメドとしていますけど、終わりがない話だし、まずは2019年のW杯、2020年の東京五輪でどれだけできるか、そこから方向性が見えてくると思います。

https://basketballking.jp/news/japan/20161019/1650.html?cx_top=newarrival

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