facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

  • 3
  •  
  • 2016/10/19(水) 13:43:33.75
■成長へと繋がった多様なポジションでの経験

思えば、大迫はいつもやるべきことを淡々とやり続けてきた。ドイツにやってきてから様々なポジションを任され、本職のCFはもちろん、トップ下、右MF、時にはインサイドハーフを務めることもあった。
CFならポストプレーを、トップ下なら組み立てを、MFなら守備も献身的にこなしてきた。

大迫自身が「他のポジションでプレーすることが自分の成長に繋がる」と語っていたように、様々なポジションを経たことも、今季の好調に繋がっているのだろうか?

「そうですね。ホントにいろんなポジションをすること…やっぱFWで出続けることが一番ですけど、やっぱりこっちには身体能力がスゴい選手も多いし、
そういう選手を1トップに置くチームがほとんどっていうことは自分でも分かっています。そのなかで、2トップでやった時に常にこうやろうとイメージはしていました。
それがチームとして上手くハマっているから、これからもっともっと積み重ねていきたいですね」

その器用さ故に、自分が最も力を発揮できるCF以外でも淡々とプレーしてきた。チーム状況や監督の要求に応えるため、得意なプレーでなくともそのポジションで必要なタスクを忠実にこなしてきた。
チームのために自らを犠牲にするその姿に、点取り屋としての矜持は失くしてしまったかのように思えたこともあった。
だが様々なポジションを経て、CFとして結果を残している今、やはり自分は点取り屋だという思いに至ったのだろうか?

「うーん、どうなんですかね。自分の気持ち的にもゴール前に入るのと入らないのとでは全然違うし、点を取るのと取らないのでは一番大きな違いがありますね。
自分が点を取らなかったら、何のために試合に出てるのかって思ってしまう自分がいる。やっぱり点は取ってナンボだからね」

点は取ってナンボだからね−−言葉は濁しながらも、自分に言い聞かせるように口にしたこの言葉は生粋の点取り屋からしか出てこないものだった。

大迫・モデストの活躍もあり、今季のケルンは好調だ。第7節を終えた時点で、首位バイエルンと勝ち点差2の2位。
この2トップがこのままゴールを量産し続ければ、チャンピオンズリーグも夢ではない。大迫の活躍でケルンはどこまで行けるのか?その冒険の行方が気になってならない。

文=山口祐平(Goal.com)

大迫勇也

写真
https://www.fc-koeln.de/fileadmin/user_upload/13_yuya_osako_jubel.png

プロフィール
https://www.fc-koeln.de/en/fc-info/teams/first-team/squad-list/spieler-detailseite/player/show/yuya-osako/

【サッカー】<日本代表>原口元気の「野性プレー」がハリルジャパンの攻撃の形!日本の指導者の多くはバランスを重視する傾向
http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1476849107/

【サッカー】<ブンデスリーガ第7節>大迫勇也、絶妙アシスト&PK獲得の大活躍! ケルンが2発辛勝で暫定2位浮上★2
http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1476569459/

【サッカー】<ドイツ紙>アシスト&PK獲得と活躍した大迫勇也を称賛!「モデストの最高のパートナー」
http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1476588982/

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード