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  • 2016/10/19(水) 08:56:46.99
■『ヤバイ妻』が現状トップ

1月期と4月期の作品では、4月期の『僕のヤバイ妻』の満足度が最も高かった。「木村佳乃が本当に怖かった」(女性32歳)と、振り切れた演技が支持された。
次点は、4月期作品で視聴率でも成功した『99.9−刑事専門弁護士−』、次いで『世界一難しい恋』という順当な結果に。
ただし全体を見ると、『ヤバイ妻』を含めて、視聴率では“今ひとつ”と言われた作品も高満足度を得ている。
4月期の『重版出来!』や、1月期の『お義父さんと呼ばせて』『ナオミとカナコ』などは、『世界一難しい恋』に迫る勢いだった。
ドラマは録画視聴する人も多く、視聴率が低迷していても、ファンが離れているとは言い切れない。
視聴率だけで作品の持つ力を判断することは、やはり難しくなってきていると言えるだろう。


【研究】『そして、誰もいなくなった』 見た人をザワつかせる展開で成功

順風満帆な人生だった主人公・藤堂新一が、個人情報をデータ化した“パーソナル・ナンバー”を乗っ取られる。
新一になりすました同姓同名のその男が逮捕されたことにより、一気に新一の人生が壊れていく。
7月クールで放送されている連ドラの中で、最も満足度が高かったこの作品。
日テレの鈴木亜希乃プロデューサーは、「オンエア中のSNSの反応でも、オリジナル作品だけに、次に何が起こるのか予測が立てられない展開を楽しんでくださっているなと実感しています」と話す。
制作にあたっては、1話ずつテーマを定めて、最後にクライマックスがくるというような従来のドラマ制作の鉄則にこだわらず、物語のスピード感を大切にした。
主要登場人物だった新一の大学時代の仲間であるはるか(ミムラ)と斉藤(今野浩喜)が第3話、4話で死んでしまうなど、驚くような出来事を次々に起こし、視聴者を混乱させることをあえて狙っている。

■ヒントは海外ドラマ

新一が突然、白い迷宮のような別世界に連れ出されたりと、奇想天外なシーンもある。
脚本の秦建日子とは、海外ドラマのような作品を目指したいと話し合った。
「今回は、最初から最後まで綿密に打ち合わせをしたというよりは、まずは自由な発想でと、ある程度お任せしました。
秦さんも、こちらの期待をいかに裏切るか、簡単には想像できないものをとかなり意識されたと思います」。
リアリティーが重視される日本のドラマとしては、違和感を感じる人もいるかもしれないが、
「固定観念から抜け出すことで、作品を好きになってくれた方をザワつかせられればいいなと」。

現実離れした特殊な話でも、納得感を持って見てもらえるように、演技に力強さのある藤原竜也を主演に起用した。
追い詰められて叫ぶ緊迫感のあるシーンなど、藤原の俳優としての力量が表れ、見ごたえにつながっている。

調査概要 対象期間は1月1日〜8月7日。地上波全局、19時〜23時台にスタートする番組で集計。
接触数(視聴者数)が少なすぎると満足度は高くなる傾向があるため、接触数50人以上の番組を対象とした。
データニュースが運営するテレビウォッチャー調べ。http://tv-watcher.jp/ 視聴率はビデオリサーチ関東地区調べ。
平均視聴率はビデオリサーチ関東地区のデータを基に日経エンタテインメント編集部で作成。
小数点2位以下は四捨五入。放送時間拡大などによる加重平均はしていない。

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