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  • 2016/12/01(木) 01:46:53.42
イザベラ・バード『日本紀行』 (Isabella L. Bird, aka Mrs. J. F. Bishop, 1831~1904)

…そして通りで見かける小柄で、醜くて、親切そうで、しなびていて、がに股で、猫背で、胸のへこんだ貧相な人々には、
全員それぞれ気にかけるべきなんらかの自分の仕事というものがあったことです。 (上巻, pp. 43-44)

日本人は洋服を着るとえらく小柄に見えます。どの洋服も不似合いで、貧弱な体型と国民全体の欠陥であるへこんだ胸とO脚が誇張されます。 (上巻, p. 55)

疥癬、しらくも、輪癬、眼炎、不健康そうな発疹が流行っているのを見るのはつらいことです。それに村民の三割以上に疱瘡のひどい痕があります。 (上巻, p. 184)

小佐越は高原にある小さな村で、とても貧しく、家々は貧困に荒れています。子供たちはとても汚くて、
ひどい皮膚病にかかり、女性たちは重労働のせいで血色が悪くて顔つきが険しく、木を炊く煙を大量に浴びているのでとても醜くて、
その体つきは均整がとれているとはとてもいえません。 (上巻, p. 195)

彼らは丁重で、親切で、勤勉で、大悪事とは無縁です。とはいえわたしが日本人と交わした会話や見たことから判断すると、
基本的な道徳観念はとても低く、暮らしぶりは誠実でも純粋でもないのです。 (上巻, p. 237)

日本人は子供がとにかく好きですが、道徳観が堕落しているのと、嘘をつくことを教えるため、
西洋の子供が日本人とあまりいっしょにいるのはよくありません。 (上巻, p. 272)

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