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  • 2016/10/19(水) 14:05:02.97
五輪会場見直しで応酬 IOC会長と都知事
2016/10/19 0:32
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG18HDA_Y6A011C1EA2000/?dg=1&nf=1

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と東京都の小池百合子知事のトップ会談が18日、都庁で開かれた。「ルールを変えないことが利益にかなう」。大会経費の削減方針では一致したが、競技会場の見直しではバッハ会長がけん制する場面もあった。見直しの行方は来月にも開かれる都、組織委員会、政府、IOCによる4者協議に委ねられた。

 紺のスーツに青のスカーフ姿の小池知事は笑顔でバッハ会長を迎えると、自ら席にエスコート。バッハ会長が「東京五輪はすばらしい大会になると確信している。知事とは同じ船に乗っている」と話すなど、会談は和やかな雰囲気で進んだ。
 だが、小池知事が競技会場の見直しに触れると雰囲気は一変した。
 小池知事は、見直しは知事選の公約で世論調査で多くの支持を得ていることを紹介。ボート、カヌー・スプリント会場を都内から宮城県登米市の「長沼ボート場」に変更する案を念頭に、「復興五輪に資するかどうかが会場見直しのポイントだ」と説明した。
 これに対し、バッハ会長は「知事も私も望む五輪にするためには、すべての中心にアスリートを置かなければならない」と述べ、競技団体が反発する競技会場の見直しをけん制した。さらに「開催都市として選ばれた後にルールを変えないことが利益にかなう。原則を守ることで一緒に経費を見直すことができる」と強調した。
 バッハ会長の言葉を聞きながら時折、険しい表情を浮かべる小池知事。その後、バッハ会長に「多くの国民がそれぞれの会場の経費がいくらかを知っている。特にパブリックマネーを使う都民の納得が必要だ」とくぎを刺した。
 大会関係者は「競技会場の見直しまで踏み込みたい小池知事と、競技団体の意向を優先したいIOCとのズレが垣間見えた場面だった」と指摘する。
 小池知事が月内に見直しの方向性を示した後、来月にも開かれる4者協議はバッハ会長の突然の提案だったという。都幹部は「事前に聞いていなかった」と驚く。
 IOCが積極的に事態収拾決に乗り出したのは、大会経費をめぐる東京の混乱を早く収束させたいためだ。IOCは2年前に既存施設や仮設会場の活用を奨励した「五輪アジェンダ2020」を導入したが、その後も冷めたままの五輪招致活動に危機感を抱く。
 18年冬季は撤退が相次ぎ、アジアの2都市しか残らなかった。来年に開催地が決まる24年夏季もボストン、ハンブルクに続いてローマも撤退したばかり。パリ、ロサンゼルス、ブダペストの3都市しか残っていない。
 政府関係者は「IOCは、五輪でもめているという『風評被害』が世界中に広がるのを恐れている。もう都や組織委だけに任せておけないと判断したのだろう」とみている。
 4者協議の作業部会では、東京大会の準備状況を監督するコーツ・IOC副会長が中心的役割を果たすとみられる。この日の会談にも同席したコーツ副会長はボート出身で、選手村の分村が避けられない宮城開催案に不快感を示しているとされる。様々な思惑が絡み合うなかで、東京都にとっては厳しい協議となりそうだ。

★1:2016/10/19(水) 03:51:56.32
前スレ
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1476836485/

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