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  • 2016/10/19(水) 08:34:55.17
エンジン・オブ・ザ・イヤーに見る国産エンジン技術の衰退

さて、前回の続きです。
今回はインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2L超の部門賞からの紹介です。

・2〜2.5Lクラス賞
1位. アウディ 2.5L 5気筒ターボ (アウディTT RS等) 400点
2位. メルセデスベンツ CDI ディーゼル2.1L (メルセデスベンツCクラス、Eクラス等) 267点
3位. スバル 2.5Lボクサーターボ (スバルフォレスター、インプレッサ、レガシー等) 199点
4位. BMW 2.5L 直噴直列6気筒 (BMW Z4 23i) 171点
5位. プジョー/シトロエン/フォード ディーゼル2.2L (シトロエン Cクロッサー、ランドローバーフリーランダー2、プジョー508、フォードモンデオ等) 153点
6位. ヒュンダイ 2.4L 4気筒 (ヒュンダイソナタ、サンタフェ、キアオプティマ等) 89点

かつては2Lクラスも日本車が強い部門だったのですが、今はスバルのボクサーターボが残るのみ。
しかも6位にまたもや韓国ヒュンダイの2.4L通称シータ(θ)エンジンが入り込んでいます。
三菱やダイムラークライスラー(当時)との共同開発エンジンに独ボッシュ製直噴システムと日デンソー製可変バルタイを載せたものですから、純粋な韓国製エンジンとは言えないのですが、この評価の高さを得ているということは完成度が高いと認めざるを得ないでしょう。
あと、このクラスからディーゼルエンジンが増えてきてるのが特徴。
ヨーロッパではCO2排出量の低さからディーゼルの評価が高いんですよね。
日本メーカーもこのクラスにはディーゼルを投入してはいるものの、如何せん新型のタマが少なすぎて圏外に追いやられてしまっています。


・2.5〜3Lクラス賞
1位. BMW 3L 直噴ツインターボ (BMW 135i、640i、740i等) 421点
2位. BMW ディーゼル3Lツインターボ (BMW 335d、740d、535d等) 237点
3位. ポルシェ 2.9L フラット6直噴 (ポルシェボクスター、ケイマン) 147点
4位. フォルクスワーゲン/アウディ 3L TDIディーゼル (アウディA4、A6、VWトゥアレグ、ポルシェカイエン等) 145点
5位. アウディ 3L直噴スーパーチャージャー (アウディS4、S5、Q7) 140点
6位. ジャガー/フォード/PSA 3L (シトロエンC5、プジョー407クーペ、ジャガーXJ等) 109点

このクラスは全て欧米エンジンになりました。というかドイツ強し。
特徴としてはV8代替となる過給エンジンとディーゼルが強いですね。
1位のBMW3L直噴ターボは新型のバルブトロニック+シングルチャージャーではなく、少し前のパラレルツインターボの方なんですね。



↑から5年が経った今では・・・(´・ω・`)

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